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役員ご挨拶−理事長所感
2015.2.1 2月末で創業3周年を迎えます。
介護保険外サービスを身近に感じて頂くべく、「つらい、しんどいを少しでも楽しいに!」を合い言葉に走って参りました。
なにより、たくさんのすばらしい人生の大先輩方と、本当に楽しい時間をご一緒できたことはかけがえのない経験です。 この仕事を始めて良かったな、て心から思います。
でも、もちろん、正直それだけじゃないよなというのも率直な感想。
認知症の進行で抗ガン剤の服用が休止になったと思い込み、誰にも気づかれず死の危険にさらされていた方。
他にも、認知症による過食や徘徊あるいは認知症の親御さんと遠く離れて暮らすご家族の悲痛な思い、スタッフがセクハラや暴力をふるわれたり、ご夫婦間のDV、障がいを持つ子供を抱える高齢の親御さん等々例を挙げれば枚挙にいとまがありません。
でも、だからこそ、2025年に向けた制度改革がいかに実施されようとも、ただ命を繋ぐだけではなく日常生活の彩りや精神の豊かさも担保できる、そんな社会の実現に寄与したいと。「つらい、しんどいを少しでも楽しいに!」なのです。 僕も会も、もっともっと成長せな。 身長ももう少し伸びな。 それは無理。 2015.1.1 新年のご挨拶(支部長・スタッフのみなさんへ)
野崎です、新年おめでとうございます。 本年は、4月に介護保険法改正を控えています。 いずれも介護保険の財源を守るための変革です。 12月にはベイン&カンパニー社のフラボノによるコンサルをご提供頂けることが決まり、先日ご担当して下さる方と初めてお会いして、以下三点に関して協力をあおぐことについてコンセンサスを得ました。
今はありがたいことにプロボノによる無償コンサルですが、三カ年事業計画をトレースすると共に、しっかりと上記三点を実現することで、最終的には充分なコンサルフィーを捻出できる体力をつけることができると考えています。 また、1月早々には 僕の理事長としての役割は、社会的意義が担保され自立し永続する組織や仕組みの構築です。
現サポートは、当会のコアコンピタンス、つまり競合他社に真似できない核となる能力になり得ると思いますが、それだけでは不十分です。何十兆円、何百兆円もの莫大なタンス預金のごく一部でも再度環流させ得る力を持ったサービスや、世の中の善意を資金として集め得る仕掛け、こんなものを創り上げていかねばなりません。
支部長のみなさんには、現場で活躍頂く以外にも様々なマネジメントに従事頂く選択肢もご用意できるよう鋭意努めて参りますので、引き続きご支援を何卒宜しくお願い申し上げます。 新しい一年が、みなさんにとって最良の一年となりますことを心より祈念しております。
カタいなっ( ・∀・) 2013.4.26 ジレンマ 我々が提供しているサポートのオペレーションは、率直に申し上げてそない難しいものではありません。決していちびっているわけではなく(調子に乗っているわけではなく)、そもそも誰もが参加できるというのが基本コンセプトですから。 車椅子介助以外の身体介助は、ケアマネジャーからの依頼があった場合のみお請けしていますが、経験豊富なスタッフが担当致しますし、件数もさほど多いわけではありません。 基本的に、家事ができて車が運転できれば、殆どのオペレーションに対応できるはずです。 しかし、この1年間、怪我が完治した、要介護認定が下りて介護給付でまかなえるようになった、施設に入られて施設のサポートが受けられるようになった、リハビリの成果が出て当会のサポートが必要無くなった等の理由以外で、残念ながらご依頼を頂けなくなってしまった利用者の方がわずかながらおられます。 先日も、精神疾患をお持ちの方のご家族から、話し相手を目的にした生活サポートのご依頼を頂いたのですが、優秀なスタッフが担当したにもかかわらず2回うかがっただけでご依頼は終わってしまいました。 また、一方で、おそらく、仕事があわないと感じられて退会されたスタッフも数人おられます。(おそらくと書いたのは、連絡がつかなくなってしまったり、ご本人から明確な説明を頂けなかったりしたからです) つまり、当会のサポートは、殆どのケースで利用者の方と長時間にわたって1対1で接することになるので、スタッフの広義での(医療・福祉から接客業に至る全域での)ホスピタリティ・マインド無しには成立しませんし、逆にオペレーションをこなすことだけを考えているスタッフには相当キツい仕事になってしまうのでしょう。 現実は、誰もが参加できるというコンセプトから大きく乖離してるよな・・・いっそのこと、誰もが参加できるという看板を下ろしてしまおうか、いやいやいや、それでは市民活動の担い手まで含めた公益性が損なわれてまう・・・と、実はこの半年間、ずっとそんなジレンマを抱えつつやって参りました。 抱えるのは借金だけにしたいもんですね。 なわけねー 2013.1.14 2012年総括と2013年指針(スタッフのみなさんへ)
日頃、当会活動へのご尽力を賜り、誠にありがとうございます。
・福祉資源のひとつの選択肢として、大阪市、松原市、堺市、羽曳野市、吹田市で当会活動の認知が進みました。 スタッフのみなさん、ひとりひとりが日常的に成果を積み上げて下さったことで、会全体としての成果を当該三点に集約できたことは、とても喜ばしく誇りに思います。重ねて感謝申し上げます。 一方、大きな課題もあります。
・細かな数値目標はさておき、スタッフのみなさんが一丸となって取り組める明確な目標を提示できていません。
これは僕自身の力不足です。課題解決に向けて全力で臨みます。
・会の成長に関わる具体的な目標を策定し、コンセンサスを得ること
以上、極めて簡単ですが共有します。 飲みながらできるかっw 2013.1.3 「見守り」について思うこと−活動開始から1年経って
新年おめでとうございます。 立ち上げ当初、「見守り」には一定のニーズがあると確信していましたが、実際には、生存確認の見守りは福祉委員等地域住民の方のボランティアに支えられていることが良くわかりました。 もちろん人手が足りず、みなさんが大変な思いをされながら、それでも尊い志や責任感で「見守り」を続けている様子を拝見すると、商業ベースによる何かのサービスが、マスに向けた広告だけで高齢者に受け入れられるとはとても思えなくなりました。「見守り」にかかわるサービスについては、地域での活動をサポートする補完的な役割を担えるのか否かという視点がなにより大事なのではないでしょうか。 一方、ボランティアだけではまかないきれない「見守り」があることもわかりました。家族の留守時等における認知症の方の見守りや、入院中に夜間のナースコールで対応が遅れた際の転倒防止を目的にした見守りです。 いずれも、ご家族の方だけでは身体的、精神的な疲弊は避けられませんし、外部のサービスを利用するとなると金銭的に大きな負担が掛かります。(仮に、夜間10時間の見守りを1ヶ月頼むと、1時間3,000円だと90万円、2,000円でも60万円かかりますよね!)当会では、スタッフの心意気に支えられ、1時間1,000円や1,200円といった価格でお請けしているのですが、今後新しいスタッフが増えることを考えると、一体いくらでお請けするのが適正なのか全くわかりません(笑) いずれにせよ、活動を開始してはじめてわかったことがたくさんあったわけですが、特に強く感じたことは、在宅介護は、最前線のケアマネジャーさんやヘルパーさんといった方達はもちろん、府あるいは各市社会福祉協議会の方達、医療従事者の方達、各地域の民生委員や福祉委員の方達、そして心ある地域住民の方達といった驚くほどたくさんの人々の「想い」に支えられているんやなということ。
言葉にすると陳腐ですね、少し言い方を変えてみます。
当会はそんな制度と介護従事者の隙間を埋める潤滑油のごとき存在たらんと、新年思いも新たに、活動に臨んで参る所存でございます。 |
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