身元保証＜入院特化型＞

（2023.4.1改定）

記載されている料金は、全て税込表示です。

入院時の連帯保証、各種手続代行、同意手続代行、転退院調整、転退院時や死亡時の身元引受（死亡時は葬儀社手配）まで、当会が家族代わりとして身元保証人（キーパーソン）を務めます。
身元保証料金は以下のタイプからお選び下さい。
標準タイプ（入院毎にお申し込みが必要です）･･･33,000円、終身タイプ（一度のお申し込みで一生涯身元保証を務めます）･･･99,000円〈ご夫婦 165,000円〉、一泊タイプ（検査入院や白内障手術等日帰りもしくは一泊の入通院に適用致します）･･･3,300円
極めて簡単な審査で24時間以内に利用可否を回答致します。標準タイプについては、入院費用の領収書コピーを送付頂くことで、30日以内の再入院は無料、1年以内の再入院は半額にてお引き受けします。
各種手続や同意代行、買物代行、外出、病院からの対応要請時等に提供するサポートは、身元保証料金とは別途、各サポートに規定した料金を申し受けます。

［身元保証<入院特化型>申込書兼重要事項説明書］PDF 651KB
［サポート申込書兼重要事項説明書］PDF 239KB
［「家族代わり」に関するご案内］PDF 644KB
［ 2020.7.1プレスリリース（金銭的困窮者の方を対象にしたサービス料金減免・無償化）］　PDF/514KB
［ 2013.9.3プレスリリース］PDF 560KB
も併せてご覧下さい。プレスリリースは旧消費税等当時の内容になっていますのでご注意下さい。

身元保証<入院特化型>の目的と内容

入院の際に求められる身元保証人は、連帯保証、各種手続、診療方針や措置・手術に関する同意、状況によっては拘束に関する同意や救急救命措置に関する意思確認、転退院時や死亡時の身元引受まで非常に重い責任を伴うため、従来は近い親族に頼むものでした。

ところが昨今、身寄りがおられない方や、ご家族・親戚がおられても疎遠であったり入院・入所されていたりご結婚や転勤・海外赴任等で遠く離れてお住まいであったり、あるいは身内には身元保証を頼みづらい、頼みたくないといった方も増えています。

当会は、家族代わりとして身元保証人（キーパーソン）を務め、以下内容で身元保証の枠を越えた責任を果たします。

< 身元保証人（キーパーソン）として提供するサポート >

あらゆる場面で、ご本人やご家族の意志決定を合理的に支援致します。
連帯保証人として、入院費滞納等債務の履行責任を負います。
入院時のあらゆる手続の補助・代行を務めます。
救急搬送時の対応を致します。（可能な限り速やかに行いますが、即時を謳うものではありません）
同意事項に関する説明を同席または代理でお聞きし、ご本人の意志決定を合理的に支援し必要に応じて同意の代行も致します。

例）入院中の診療方針に対する同意
例）措置・手術ならびに麻酔や輸血に関するリスクに対する同意
例）身体拘束に関する同意
　　点滴を無意識に抜かないようミトン状の手袋をしても良いか
　　転倒防止のためひもで縛ったり拘束帯で体の動きを抑制したりしても良いか
　　ベッドから出たことがナースセンターでわかるように赤外線を設置しても良いか

事前に救急救命措置に関するご本人やご家族の意思確認を行い、書面として病院側に提示できるように致します。

病院から来院や付き添いを求められた際に対応致します。
医師や看護師からの情報、ご本人のご様子をご家族や施設、ケアマネジャーにお伝え致します。
入院費用の支払代行あるいは立替払を行います。
地域連携室およびご家族やケアマネジャーと連携し、転退院調整を行います。
退院後すぐにご自宅での生活が困難な場合は、介護老人保健施設等施設入所の手配を致します。
転院時の身元引受を務めます＝引き続き転院先での身元保証人（キーパーソン）を務めます。
退院時には、服薬の説明を受け、入院証明や看護サマリー等を受けとりご家族やケアマネジャーに共有致します。
死亡時の身元引受を務めます＝葬儀社を手配致します。

< 必要に応じてあるいはご依頼に応じて提供するサポート >

オムツやパッド、お尻拭き、テレビカード、イヤホン、シャンプー、石鹸、口腔ケア用品等消耗品の購入・補充を行います。
病衣やタオルのリースを使えない場合、病院のコインランドリーにおける洗濯を行います。
食事制限が無い場合にはお好きな食べ物の差し入れや、外出許可が下りた場合にはお散歩や外食にお連れします。
入院中の他院への通院や、退院後の経過観察のための通院の付き添いも務めます。

対象となる地域は大阪府内、近畿一部です。
※対応困難な地域もあります。サポートの提供可能地域は［サポート提供地域］をご覧下さい。

料金

身元保証料金

お申し込みから24時間以内に利用可否をお伝え致します。
料金は掛け捨て、預託金（無利息でお預かりし、退所時や定められた期間経過後に返金する金銭）ではありません。
告知義務違反にあたる場合や入院されなかった場合も返金はできかねます。

なお、判断能力が不十分な方や生活保護受給者の方も対応致します。生活保護受給者の方は、地域包括支援センターやソーシャルワーカー、ケースワーカー、ケアマネジャー等を通じてご相談を頂ければ、身元保証料金の減免・無償化等状況にあわせた対応を検討させて頂きます。

< 標準タイプ >　

入院時の身元保証を一回務めます。再入院時割引制度については次項をご覧下さい。
なお、標準タイプ加入後、入退院を繰り返さざるを得ない場合等、いつでも差額分（お一人の場合は66,000円）のお支払いで終身タイプに切り替え可能です。

身元保証料金＝ 33,000円

< 終身タイプ >　

入院時の身元保証を一生涯務めます。

身元保証料金（お一人）＝ 99,000円
身元保証料金（ご夫婦）＝ 165,000円

< 一泊タイプ >　

検査入院や白内障手術等日帰りもしくは一泊の入通院をされる際の身元保証を務めます。

身元保証料金＝ 3,300円

各種手続や同意代行、買物代行、外出、病院からの対応要請時等に提供するサポート

基本料金 2,640円/60 分、以降5分毎 220 円加算、救急搬送時やキーパーソン対応時は別途オプション料金を申し受けます。

< 入院サポート >

入退院準備、入退院時送迎・付き添い、各種手続補助・代行、同意代行、入院先での洗濯、日用品や嗜好品等買物代行、支払代行、夜間も含めた見守り、転退院調整まで入退院全般のお手伝いを致します。
詳しくは［入院サポート］をご覧下さい。

< 生活サポート >

郵便物の確認や植物への水やり等、入院中のご自宅におけるお手伝いを致します。
詳しくは［生活サポート］をご覧下さい。

< 外出サポート >

外出許可が下りた場合にはお散歩や外食にお連れします。
詳しくは［外出サポート］をご覧下さい。

< 通院サポート >

大きな病院での検査や入院先に無い診療科（皮膚科や眼科等）受診等他院への通院のお手伝いを致します。
詳しくは［通院サポート］をご覧下さい。

再入院時割引制度について（標準タイプのみ）

退院後7日以内必着にて、入院費用の領収書コピーをFAXもしくは郵送にてお送り下さい。
退院日から30日以内の再入院は無料、30日超1年以内の再入院は16,500円（税込）にて再度身元保証をお請けします。

<送付先>
　　NPO法人ひとり暮らし高齢者の笑顔をつくる会　身元保証係
　　FAX 06-6585-7818
　　郵送〒556-0023　大阪市浪速区稲荷1-5-39 ターミナルサイド太田702号

ご利用方法

1.必要書類等の送付

以下をFAXもしくは郵便でお送り下さい。一泊タイプをお申し込みの方は申込書のみで結構です。

申込書［身元保証<入院特化型>申込書兼重要事項説明書］PDF 340KB
健康保険被保険者証、後期高齢者医療被保険者証等コピー
限度額適用認定証、限度額適用・標準負担額減額認定証コピー
高齢者受給証コピー（70歳以上75歳未満の方）
年金や恩給等定期的な所得あるいは一定額の残高を証する通帳の表紙裏面と直近3ヶ月分の記帳内容コピー
診断書本紙（入院が決まっている場合）

2.ご利用可否の連絡

24時間以内（土日祝除く）に利用可否をご連絡します。

3.ご利用可能な方は

(1) 身元保証サポート料金を下記口座にお振り込み下さい。

　　　標準タイプ・・・ 33,000円

　　　終身タイプ･･･ 99,000円　/　ご夫婦の場合 165,000円

　　　一泊タイプ･･･ 3,300円

三井住友銀行　大阪本店営業部　普通　8102842
NPO法人ひとり暮らし高齢者の笑顔をつくる会　理事長　野崎ジョン全也
エヌピーオーホウジンヒトリグラシコウレイシャノエガオオツクルカイ　リジチョウ　ノザキジョンマサヤ

(2) 入院申込書に署名捺印し、返信用封筒を同封のうえ郵送下さい。お急ぎの際は速達でお送り下さい。

(3) 入金確認後、入院申込書の身元引受人・連帯保証人記載欄に当会の署名捺印をして返送致します。

理事長よりひとこと　～入院時の身元保証について

当会が入院時の身元保証をお引き受けするにあたって一番大事にしているのは、ただ身元保証人として名前をお貸しするのではなく、一緒に病気やケガの克服に立ち向かうべく、当会のビジョンである「まるで、あなたの本当の家族のように。」ご本人の意志決定を合理的かつ積極的に支援することです。

身寄りがおられない方や、ご家族・親戚がおられても疎遠であったり入院・入所されていたりご結婚や転勤・海外赴任等で遠く離れてお住まいであったり、あるいは身内には身元保証を頼みづらい、頼みたくないといった方も安心して当会にお任せ下さい。

なお、身元保証人は、病院ではキーパーソンと呼称されることからもわかるとおり、連帯保証、各種手続、診療方針や措置・手術に関する同意、状況によっては拘束に関する同意や救急救命措置に関する意思確認、転退院時や死亡時の身元引受まで非常に重い責任を伴います。

加えて、入院される方がご高齢であったり容態が悪かったりすると、入院前の診察や検査への付き添い、入院準備、入退院日の送迎・付き添いが必要になりますし、医師からの経過説明を受けるために何度も来院を求められます。手術がある場合は手術日の付き添い、術後の説明、病院によっては夜間あるいは24時間の見守り、転退院にあたっては在宅での受入準備あるいは施設探し、病院側との転退院日調整等々、とにかく多大な時間が割かれます。

もし、これを読んで下さっている方が、ご両親と遠く離れて暮らしておいでやったら･･･書いている私もそうなんです。
大阪が生活の拠点ですが、昭和7年生まれの父と昭和12年生まれの母は大阪出身やのに東京で暮らしています。
まだ元気と言えば元気ですが、入院ともなれば東京に行かねばなりません。仕事もあるから日帰りで何度も東京に。
交通費も馬鹿になりませんし、身体もしんどいやろし、そのまま入院長引いたら･･･思考停止です(笑)

諸事情で付き添えず、自分の親やのにという忸怩たる思いを抱えておられる方、ほんまにたくさんおられます。
傍にいてあげたい、何かしてあげたい、状況をとにかく知りたい、そんなお気持ち、痛い程良くわかります。

本来、病院では守秘義務や個人情報保護の観点より患者さんのことをご家族以外の方には絶対話してくれませんが、ご本人やご家族が指定する身元保証人（キーパーソン）には全ての情報が開示されます。
当会がご家族の目、耳、口そして手足となって身元保証を務めることで、医師にご家族の希望をお伝えすること、ご家族へのきめ細やかなフィードバック、金銭的・時間的な負担軽減を可能に致します。

様々な事情を抱えられたご家族の方も、安心して親御さんの身元保証を当会にお任せ下さい。

2019.3.1　理事長　野崎ジョン全也

2023.4.1追記　父は2020.1.24に私の住む大阪で永眠しました。永年暮らした東京で逝きたかったかもしれませんが、倒れたときにすぐに駆けつけられて親不孝しないで済みました。母はいまだに東京在住です泣